Photo by jeffmcneill友人に「フリーランニング教えてくれ」と言われたので、ParkourとFreerunningのニュアンスの違いから説明した。というか、初心者に一から教えるなどした経験がないので困る。皆どうやってるんだろう?
私に教わるより練習会に参加したほうが当社比1.6倍くらいで幸せになれるよ、とは言いましたが12日には既に大阪に行っているとのこと。なら仕方ない。
YouTubeの動画は見たことある? そう、凄いよねアレ。動きを止めずに流れるようにどんどん移動していくことを"Flow"と呼んでる。
で、そのFlowはだいたい3つの要素で成り立っているそうな。いや、そりゃ他にもいろいろあるだろうけど、ざっくりとマジックナンバーの3でくくってみるよ。
- Tic Tac
- Cat Leap
- Landing
Tic Tacは壁を蹴ってより遠くor高く移動するための技術。柵を越えたり、高めの段差に飛び乗ったり。普通じゃ手の届かない高い壁を登るためのWallrunはこれの発展形だと思う。
じゃ、やってみようか。最初だからまず
- 壁に飛んで一歩だけ足をつく
- 壁を蹴って跳躍する
2.
ところで高い場所に跳びついたり溝を跳び越えたりしたら、跳んだ先でどこかしっかり掴んでとりつかないといけない。Cat Leapってフレーズはぬこ先生がいつもやってるあの体勢から来てる。
自分の胸くらいの塀の前に立ったら、軽くジャンプして塀の縁をしっかり掴んでとり着く。無理? ぶら下がった状態からでもいいよ。
無事に跳び着くことができたら登らないといけないね。Cat Leap + Climb Upは1セットみたいなものだし。最初のうちは塀の上にぺたっと肘から先をついて身体を引っぱり上げる方法でいいと思う。
3.
登ったはいいけど降りられないと困るよね。降りるとき脚だけで全ての衝撃を受け止めるのは膝にもよくないから、両手をついて4点にショックを分散させる。あと膝を90°以上曲げるのは膝によくないよ。
前のほうに体重をかけると、着地 -> 走り出しがスムーズにできる。これの発展形がRoll(受け身)。回転して全身で衝撃を受け流す。でも肩のでっぱりや腰骨を打たないようにね。痛いから。
殆ど横回りの回転受け身は珍しいって? そっちではどんな受け身を? 身体が液状になって地面に広がっていく……へぇ、起伏のあるこの地面に対して地形のとおりに身体が触れていく、と。いいねそのイメージの仕方。
(30分ほど受け身談義に花が咲く)
私「基本的なところは教えたつもりだけど、どんな感じ?」
友「んー、これやっぱり筋肉いるよね。筋トレとか」
私「あれ?もうそんなふうに考えるんだ」
なんで友人はすぐに"トレーニングが必要だ"って方向を向けたのかなー、と考えてみました。
Parkourやりたいと考えた人が一番知りたいことって「どうしたらYouTubeで見られるような動きができるようになるのか」なんじゃないでしょうか。
なので「Parkourではこんな着地をするよ、こんなジャンプをするよ。あと……」と教えるより「あんな動きができるようになるには、最低でもこれだけ必要だよ」と教えるのもひとつの方法だと思います。
なぜならひとまずゴールが明確になるので、そこへ至る道筋とか自分に必要な努力とかも導きだせます。前者の教え方だとそれに○週間~○ヶ月の時間がかかります。あと、人間ってゴールが見えてないと疲れます。
いろんな技を試して、考えて、自分で目標を見つけ出すのは中級者からでもいいと思います。初心者のうちに無理なことまで試して痛い目をみとけば、その時点での自分の"無理"と努力目標が見えるかもしれませんが、そんな体育会系な考え好きじゃないです。
<基本> -> <発展>
- Tic Tac -> Wallrun
- Cat Leap -> Climb Up
- Landing -> Roll
とか考えてたら、MitさんがStephane Vigrouxのインタビューに日本語訳をつけてくれているのを見つける。これ見せたほうがよっぽど有益なんじゃないかと思った。拈華微笑。



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